アレルギー
最近は住環境や食生活の変化が原因になり、アレルギー反応の出る人が急増しているといわれます。ダニやハウスダスト、肉類の摂取増加は特に大きな要因だと考えられています。
ダニの正体
日本に生息するダニは、約200種近くいるといわれています。一般家庭では、チリダニ科ヒョウダニ属(コナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニ)が多く見られます。このダニの問題は、生きている時だけでなく、その死骸までがアレルゲン(アレルギー反応の原因)となることです。
ダニは、成虫なら体長約0.3〜0.4mm程度とごく小さいため、わずかな食物で増殖し、細かな繊維の中まで入り込みます。さらにダニは繁殖スピードが早く、1日1〜2個の卵を産み続けます。そのため、わずかな間に数万〜数十万匹にも増殖します。ダニの増殖には、温度20〜30度、湿度60〜80%の環境が最も適しているといわれます。
寝具はダニの最高の居場所
寝具は、人間の体温によって温度が保たれ、睡眠中にかく汗で湿度もあります。さらに目に見えない小さなフケやアカはダニの大好物。これだけそろっていれば、たくさんのダニが増殖する最適環境であることがおわかりになるでしょう。普通、一般家庭で使われている布団には、20万匹程のダニがいるだろうと推測されています。
ダニ対策
寝具をいつも清潔に保つことが、ダニ、アレルギー対策に最も有効な方法です。
特に枕は、汗やフケ、アカなどで意外に汚れやすいもの。それだけに、家庭で簡単に丸洗いできることは重要です。
また、布団もこまめに干し、掃除機をかければ効果的。さらに丸洗いができれば最高ですが、素材などの制約や、洗濯機の容量、洗った後の乾燥など、なかなか難しいもの。
しかし最近では、宅配で布団を取りに来て、洗濯後に再配送してもらえる布団の丸洗い専門業者が増えてきています。
いつも使う寝具だからこそ、いつも清潔にしておきたいものです。



