• 眠り辞典
  • オンラインショッピング



HOME > 眠り辞典 > 眠りについてのエトセトラ > 眠りをコントロールする体内時計

眠りについてのエトセトラ

眠りをコントロールする体内時計

生体リズムを刻んでいる身体の中のサイクルのことを、一般的に「体内時計」と呼んでいます。この体内時計は、人の睡眠に関しても様々な影響を与えます。こちらでは、体内時計とそのリズムを一定に保つ方法をご説明します。


人の体内時計

「体内時計」は、脳の中の視交叉上核にあるといわれています。視交叉上核とは、両眼の網膜からの情報を伝える2つの視神経が交差するところの真上にある左右一対の小さく、しかし密につまった神経細胞の集まりです。その視交叉上核のあるあたりは、脳の中では視床下部と呼ばれます。ここには、満腹感や空腹感を感じる食行動をはじめ、性行動、血圧や体温の調節に関係する自律神経系等、生きていくために必要な働きを支配する、様々な中枢が集中しています。視交叉上核の体内時計は、これらの中枢を時間的に調整して生体リズムを統合しています。

この体内時計が刻む1日のリズムは24時間ではなく、人間の場合は平均約25時間であるというように、少し24時間からズレています。このリズムは「サーディアン(概日)・リズム」と呼ばれています。

地球の自転は24時間で1回転なのに、なぜ人の体内時計の周期は25時間なのでしょう。その決定的理由は未だ解明されていませんが、季節や環境の変化に適応するためという説が一般的です。

生活リズムと光の関係

25時間のリズムであれば1日1時間ずれていきますので、2週間たつとで昼夜が逆転してしまう計算になります。従って、24時間に適応するためには、体内時計を日々リセットしなければなりません。このリセットのことを「リズム同調」と呼び、もっとも強力な同調のための要素は「光」です。

朝、光を浴びることで、体内時計はリセットされます。例えば朝日の光を15分程度浴びることで、体内時計をすすめることができます。

ただし、光には現代人の睡眠障害の一因が隠んでいます。
実は、光による体内時計のリセットは、いつ光にあたるかで全く逆の結果を生み出すのです。
夕方から夜中にかけて強い光を長時間浴び続けると、体内時計のリズムが遅れてしまいます。ある実験で、午後8時から2時間、5,000〜1万ルクス(コンビニの明るさは、1万ルクスに近いといわれています)の高照度光を3日間あてると、睡眠相はほぼ昼夜逆転し、メラトニンの産出リズムでも約40時間遅くなったという結果が出ています。

現代人の日常生活で使われている人工光は、すなわち、夜中にコンビニに行ったり、TVゲームをしたり、インターネットをすることは私たちの睡眠と健康に大きな影響を及ぼしているにちがいありません。

ページの上部へ


枕館 HOME お問い合わせ サイトマップ 会社概要 特定商取引法に関する表記 個人情報保護方針 リンクについて